KINDLEとは、電子書籍リーダー、ならびにコンテンツ配信サービスの名称です。

もともとは米Amazon.comがサービス提供主で、Kindleの初代機は2007年11月に発売されました。

KINDLEの種類としては、アメリカでは初代「Kindle」、「Kindle 2」、「Kindle3]大型版「Kindle DX」「Kindle DX」がすでに米国で発売済みです。いずれも世界約100ヵ国で発売されており、日本国内でも利用できます。

ただ、以前は日本語の電子書籍の購入、出版ができませんでしたので、日本でのユーザーは洋書を読んだり、すでに所有する書籍をKINDLEに入れて持ち歩きたいという方に限られていました。

しかし、2012年10月、ようやく日本でも電子書籍配信サービスを開始しました。これにより、日本でも本格的な電子書籍サービスの幕開けとなったのです。

Kindleは、無線LANを通じてコンテンツをダウンロードし、入手するタイプの電子書籍リーダーである。PCなどを経由することなく、「Kindle Store」から直接データを購入し、ダウンロードして、閲覧することができます。また、Kindle Storeを通じて購入した書籍は、いつでも再ダウンロードもできます。

また、いわゆる「自炊」という方法により、ペーパーバックの書籍をスキャナーでPDF化してキンドルで読むことができます。

それだけではありません。

書籍データだけでなく、新聞や雑誌などの定期購読誌、有名なブログやWikipediaのようないくつかのWebコンテンツも閲覧可能となっているのがすごいところです。また、『新OXFORD米語辞典』があらかじめ内蔵されており、電子辞書としても利用できます。

Kindleには、表示装置としてモノクロの電子ペーパーが搭載されています(※kindlefireはカラーディスプレイです)。バックライトは装備しておらず、高いコントラスト比を実現しているため、太陽の光の下などでもよく読むことができ、IPAD等のPC類似のデバイスで本を読むより目が疲れにくいです。