キンドル出版に関するよくあるQ&Aコーナー
キンドルの出版についてよくある質問についてまとめてみました。こちらをご覧いただければ、かなり多くの問題は解決可能かと思いますので、是非有効利用してください。
Q.キンドルってどういう意味なんですか?
A. Kindleは「火をつける」という意味の動詞です。そのことから転じて「(興味などを)そそる」「(感情などを)燃え立たせる」という意味としても使われています。「インスパイア」にニュアンスが近いかもしれませんね。
Q.Kindle Direct Publishing (略してKDP)とはどんなサービスですか?
A.AMAZONが運営しており、個人で電子書籍を無料で出版できるサービスです。
メリットは自費出版の場合とは違い、在庫を持たなくてよいこと、amazonの販売力と高度なシステムを利用できること等です。
また、出版した電子書籍は、パソコンはもちろん、Kindle Fire HD や iPad、iphone などスマートフォンやタブレット端末で簡単に読めます。
Q.キンドルで出版できる書籍データ形式はどうなっていますか?
A.1冊のサイズ制限は50MBまでです。
ファイル形式は、WORD(DOCまたはDOCX),HTML(ZIP、HTM、またはHTML)MOBI,EPUB,RTF(リッチテキストフォーマット),TXT(プレーンテキスト),Adobe PDF(PDF)です。
なお、現在の KDP がサポートしている PDF は、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、カタロニア語、ガリシア語、バスク語で書かれたものだけです。日本語PDFについては、そのままアップロードできないので、注意が必要です。日本語の場合は、基本的にWORD、HTML,MOBI,E-PUBをお勧めします。
Q.キンドルにアップロードできるデータ量は無制限ですか?
A.キンドルにアップロードできるデータは650MBまでです。文字ばかりの小説だとまず超えない量ですが、漫画を出版したい方は、画像データの容量が大きく、この容量がネックになって出版できない場合がありますので、ご注意ください。
Q.KDP登録方法について、おおまかな流れを教えてください。
A.KDPの登録方法についての大まかな流れは次の通りです。
1.KDPにサインアップしアカウントを作成する
2.出版者情報(名前、住所、電話番号など)・印税を受け取る銀行口座を登録
3.出版する本の情報の登録とデータのアップロードを行う
4.amazon.co.jpの審査があり、審査OKの場合、おおよそ24~48時間で公開されます。
Q.キンドル出版の依頼に必要なものは何ですか?
A.①出版したい書籍のWORDファイルと②表紙画像、③本のタイトルや著者、書籍の概要を書いていただくチェックシート(※当社より送付します)です。
チェックシートは穴埋め方式になっていますので、記入は簡単です。
また、現在キャンペーン中のため、表紙画像についてはデザインをお任せいただける場合は、無料で表紙画像も作成いたしますので、デザインが苦手な著者様も安心してご依頼ください。
Q.キンドル出版代行センターへの依頼の流れはどのようになりますか?
A.下記ページをご確認下さい。
Q.キンドル出版代行サービスの依頼からアップロードまでの期間はどのくらいですか?
A.最短では3営業日ですが、お客様が資料を準備するのに数日かかることが多いので、平均的には必要な資料を頂いてから、1週間程度です。
Q.表紙の画像がないのですが、大丈夫でしょうか?
A.大丈夫です。表紙の画像がない場合、当センターにお任せいただければ、プロのデザイナーが著者様に代わって作成します。なお、現在はキャンペーン中ですので、キンドル出版代行サービスをご依頼の著者様には、本の表紙画像は無料で作成いたします。ただしデザインはデザイナーにお任せになりますので、凝ったものをお考えの場合は、別途有料サービスをお使い下さい。
Q.表紙の画像は自分でデザインしたものがありますが、その場合は自分でデザインしたものを使えますか?
A.はい、もちろん可能です。
Q.電子書籍の校正、内容修正やレイアウトの修正は行ってもらえますか?
A.電子書籍の内容の修正やレイアウトの補正は行っておりません。価格をぎりぎりまで抑えていますので、校正、内容の修正やレイアウトの補正は著者様がご自身で行っていただくことになります。
細かな修正はお手持ちのWORDファイルを修正し、アップロードした後、プレビューで確認してください。
文字の簡易な修正であれば普通のPCスキルがあれば可能ですが、画像の処理等は個人の方では難しいこともあります。
当社にご依頼いただく場合は校正、内容の修正やレイアウトの補正別途お見積もり(一般に5万円~10万円程度追加)となります。
Q.出版した場合の印税(ロイヤリティ)は何%ですか?
A.KDPの印税は、35%、70%を選べます。
70% を選んだ場合、KDP セレクトを有効にしないといけませんし、また配信手数料が必要となります。
その他、印税が70%となるのは「250円~1,250円」の範囲になります。
これより安い、もしくは高い場合は35%の印税となります。
Q.印税は100円の本が1冊売れたら支払われますか?
A.いいえ、印税の印税が1,000円以上になると締め切り日から60日後に支払われることになります。支払は、米国のアマゾンから日本の銀行に振込まれます。
販売地域にアメリカが含まれる場合35%が源泉徴収されますが、アメリカで販売しない場合は、印税分が源泉徴収されずに振り込まれます。
もっとも、米国でEIN を取得して、申請すれば、源泉徴収は免除されます。EINの取得は自分で行うことができますし、当社へのご依頼も可能です。
Q.KDPでの販売価格の設定はどのように決めたらいいのでしょうか?
A.損得はデータ量と価格の比較で決めます。具体的には以下の通りです。
Amazon.comでの希望小売価格
35%のロイヤリティオプション 3MB以下 99円~20,000円
35%のロイヤリティオプション 3MB以上10MB以下 200円~20,000円
35%のロイヤリティオプション 10MB以上 300円~20,000円
70%のロイヤリティオプション 250円~1,250円
Q.KDPの手数料体系はどのようになっているのでしょうか?
A.本が売れたときに、販売価格から手数料が引かれる形となります。
別途、アメリカの源泉徴収で印税から一定額(標準的な源泉徴収税率は30%)が引かれます。
ただ、米国でEIN を取得して、申請すれば、源泉徴収は免除されます。
Q.KDPで出版できない、禁止されているコンテンツはありますか?
A.違法な内容 を含む場合、わいせつな内容、悪意を含む表現 がある場合、パブリックドメインおよび独占権のないコンテンツの場合、 、その他顧客満足を得られない商品 (整っていないフォーマットの本、誤解を招くタイトル、商品画像や商品説明などのみの本)は出版が禁止されております。
Q.電子書籍のの試し読みはできますか?
A.自動的にコンテンツの最初の10%でサンプルが作成されますので、ためし読みは誰でも可能です。
Q.KDPセレクトとは何ですか?
A.KDPセレクトは、売上向上と販売促進のためのオプションで選択できるサービスです。
Kindleに本の独占販売権を90日間以上提供することで利用できます。
Q,KDPセレクトを使うと、どんなメリットがありますか?
A.読者が本を借りると分配金が毎月支払われます(※但し現在米国のみ可能)。
また、書籍を5日だけ無料配信できます。この期間の印税は0ですが、書籍を普及できるメリットがあります。
Q.キンドル出版代行サービスを依頼してから、出版までの期間はどのくらいですか?
A.基本的に必要な書類やデータをいただいてから1週間~2週間程度です。
Q:キンドルで出版後の売上に御社に支払うロイヤリティなどの費用はありますか?
A:いいえ、当センターでは、お支払いただくのは出版手続の代行費用のみです。他社とは異なり、出版後の印税からのロイヤリティ、アカウント管理費などは一切いただいておりません。
本サービスは、純粋に電子書籍の出版手続き代行サービスとなりますので、出版後の販売利益については、著者様が100%お受け取りいただけます。
この点は、他社のサービスと大きく違うところであると自負しております。
後で印税の●×%を請求すること等はございませんので、ご安心ください。
Q.キンドルの表紙の画像の大きさの最適なサイズは?
A.表紙画像はJPEGを推奨しており、表紙画像サイズは、1562×2500ピクセルが最適ですので、その大きさで作成してください。
Q:文字ベースではなく、絵本や写真集のようなフォーマットでも、kindleで出版できますか?
A:はい、絵本や画像集なども出版可能です。
電子書籍のフォーマットには、下記の2通りのレイアウトの方式があり、当事務所の代行サービスでは、両方のタイプの取り扱いが可能です。
1)文章型(小説やビジネス書に最適なフォーマット)
※文字のサイズやフォントの変更に合わせてページのレイアウトが変更する形式です。
2)固定型(子供向け絵本や画像集に最適なフォーマット)
※画像の位置を固定して、端末によって表示を変更させないもの。
絵本や写真集の出版は、固定型で電子書籍を作成することになります。
Q.キンドルで出版した書籍の販売実績はどのように確認しますか?
A.キンドルの販売実績は、KDPの「レポート」メニューで参照することができます。リアルタイムで全部確認できるというわけではありませんが、日々の販売数は確認できます。どうしてもリアルタイムにこだわる場合は、Kindleストアでの書籍ランキングをみて推測するしかありません。
Q.AMAZONでの紙媒体の出版代行も行っていますか?
A.現状、直接当社では対応しておりませんが、AMAZONでの紙媒体の出版代行を行っている事業者がございますので、そちらへ提出するための出版データの作成、取次サービス(税込み4万9800円)は行っておりますので、お気軽にご相談ください。
なお、出版業者の無料紹介のみでのご依頼はお受けできませんので、ご了承ください。